vim.cmd

この節はまたNeovimの方に寄せていきたいので、ヘルプから始めます😉

:h vim.cmd

cmd({command})                    vim.cmd()
  Execute Vim script commands.

  Note that `vim.cmd` can be indexed with a command name to return a
  callable function to the command.

  Vim スクリプトのコマンドを実行する。
  コマンド名で `vim.cmd` をインデックス化すると、コマンドを呼び出すための関数を返すことに注意。

  Parameters:
    • {command} string|table Command(s) to execute. If a string, executes
                multiple lines of Vim script at once. In this case, it is
                an alias to |nvim_exec()|, where `output` is set to false.
                Thus it works identical to |:source|. If a table, executes
                a single command. In this case, it is an alias to
                |nvim_cmd()| where `opts` is empty.

                string|table 実行するコマンド。文字列の場合、Vim スクリプトの複数行を一度に実行する。
                この場合は |nvim_exec()| のエイリアスで、`output` は false に設定される。
                したがって、これは |:source| と同じように動作する。
                テーブルの場合、1つのコマンドを実行する。この場合は |nvim_cmd()| のエイリアスで、`opts` は空である。

  See also:
    |ex-cmd-index|

これはサンプルがとっても豊富ですね☺️

:h vim.cmd

vim.cmd('echo 42')
vim.cmd([[
 augroup My_group
   autocmd!
   autocmd FileType c setlocal cindent
 augroup END
]])

-- Ex command :echo "foo"
-- Note string literals need to be double quoted.
vim.cmd('echo "foo"')
vim.cmd { cmd = 'echo', args = { '"foo"' } }
vim.cmd.echo({ args = { '"foo"' } })
vim.cmd.echo('"foo"')

-- Ex command :write! myfile.txt
vim.cmd('write! myfile.txt')
vim.cmd { cmd = 'write', args = { "myfile.txt" }, bang = true }
vim.cmd.write { args = { "myfile.txt" }, bang = true }
vim.cmd.write { "myfile.txt", bang = true }

-- Ex command :colorscheme blue
vim.cmd('colorscheme blue')
vim.cmd.colorscheme('blue')

Try

これは単純に:なんとかをコードから実行できる関数です。

こんなのを😮

:colorscheme blue

こんなのに😉

vim.cmd('colorscheme blue')

当然、キーマップに組み込むこともできます。

Example

vim.keymap.set('n', '<Leader>9', function() vim.cmd('colorscheme blue') end)
blue

めっちゃブルーになりました😺

ちょっと寄り道 (colorscheme)

せっかくcolorschemeが出てきたので、少し寄り道していきます。

:h colorscheme

:colo[rscheme] {name}	      Load color scheme {name}.
  This searches 'runtimepath' for the file "colors/{name}.(vim|lua)".

  'runtimepath'を検索して、"colors/{name}.(vim|lua) "というファイルを探します。

color schemeファイルは、runtimepathの中のどこかにいるらしいので探してみると...、いました😆

colors

Note

runtimepathについては9.Lua Moduleで❗

blue.vim以外にも色々入ってます。

...とはいえ、ネット上を探せばもっといいやついっぱいありますけどね❗

Note

color scheme (もしくはcolor theme) はプラグインとして提供されているものも数多くあるので、このサイトでも取り上げます☺️

Lua Function

さらに寄り道しちゃいますが、色々総合していくと、こんな書き方ができます。

vim.keymap.set('n', '<Leader>9', function() vim.cmd.colo 'blue' end)

colorschemecoloでもいいよーっていうのと、vim.cmd.coloみたいな書き方はヘルプにあったので、まあ良いじゃないですか❓

もう一個、なんでvim.cmd.colorscheme 'blue'が通るのかって言うと、 こっちはluaの仕様で、パラメータが文字列が一つだけである場合は()を省略して良いことになってます😉

見た目がシンプルになるので、わたしは積極的に使っていきたいタイプです。 この先でも、しれっとこんな記述をしていくので、よろしくどうぞ😆

Success

vim.cmdについては、Vim scriptのコマンドをコードから呼び出せるよー❗っていうことが理解できればOKです。

ここまでくると、結構いろいろなことがコードから実行できるって分かるので、楽しくなってきますね😆

VIM.CMD WILL RETURN

vim.cmd は帰ってくる